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般若心経とは? | 仏教の世界
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般若心経とは?

この記事は3分で読めます

 

般若心経というお経。

私の様な一般庶民でも、1度は聞いたことがあるくらい有名なお経です。

そのお経の成り立ちと内容について詳しく調べてみました。

 

般若心経とは?どんなお経?

般若心経と言われているお経は、正式には、魔訶般若波羅蜜多心経と言います。

日本に残っているサンスクリット語で書かれた最古の般若心経が法隆寺に残っています。

これは、貝葉(ばいよう)といい、パットラ・ターラという植物の葉に書かれたものでした。

大乗仏教の成立後に、さかんに作られた大乗経典の最初期のものが、般若波羅蜜多経という経典群でした。

般若波羅蜜多とは、智慧の完成を意味するサンスクリット語のプラジュニャー・パラミターの音写された言葉です。

 

その智慧の完成とは、すべては空という心理を見抜く事。

部派仏教では、煩悩のない状態を空と表現しました。

 

大乗仏教では、それに加え、自分と他者、自分を取り巻く物事や事象との関係性においても、執着やこだわりのない空の心をもつことが必要と説いています。

 

その空の教えは、大乗仏教の中心となる考え方のため、時間ともに、様々な思想が付け加えられて、般若経が作られました。

 

そして、それを鳩摩羅什等いろいろな人が訳した中で、唐の玄奘三蔵が漢訳したものが、一番広まっています。

 

玄奘が訳したものは、大般若経(大般若波羅蜜多経)として集大成されたもので、全600巻になります。

 

その大般若経のエッセンスを簡潔にまとめたものが般若心経です。

 

般若心経の教えとは?空とは何か?

 

般若心経は、空のポイントをわずかな文字で表現したお経です。

部派仏教では、煩悩をなんとかなくそうと教えていました。

しかし、般若心経は、煩悩にこだわらなくても良い。

 

克服しようとした、生・老・病・死などの苦にもこだわらなくてよい。

 

執着している心を捨てて、こだわらない心をもてば、空の境地が開ける。

 

これこそが、真理であり、一切の苦しみを取り除く道であると説きました。

 

例えば、色即是空、空即是色という言葉があります。

 

その意味は、

①自分達は、勝手なイメージで物の姿を見ていますが、それは、真実の姿なのでしょうか?

②空になっていないと物の真実の姿を見る事はできない。

➂どうすれば、真実の姿を見る事ができるのでしょうか?

④それには、自分も空の境地になれば、真実の姿が見えます。

 

つまり、空の境地になって、始めて物事の真実がわかるという教えです。

 

 般若心経の内容は?訳してみました

 

魔訶般若波羅蜜多心経

 

①観自在菩薩・行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。

 

観世音菩薩が深遠なる智慧の完成のための修行をしていたとき、物質や肉体、そして精神を構成する五蘊はすべて空であることを悟り、すべての苦悩や煩いを克服した。

 

②舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識亦復如是。

 

舎利子よ、すべての色(姿形のある物質や肉体)は空であり、空は色にほかならない。

色はすなわち空であり、空が色なのだ。色以外の五蘊の要素である受(感受作用)、想(観念)、行(認識形成作用)、識(識別作用)もまた同じである。

 

➂舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。

 

舎利子よ、この世に存在するすべては実体のない空を特徴とする。だから生じも滅しもせず、汚いもきれいもない。増えも減りもしない。

 

④是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。

 

それゆえ、空のなかには色はなく、受・想・行・識もない。また、感覚器官である眼・耳・鼻・舌、さらには身も心もない。感覚の対象である色形や音、香、味、触感、観念でとらえる物事もない。感覚と対象の間にある限界や意識会といった認識世界もない。

 

➄無無明・亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智・亦無得。

 

苦の根源である無明もないし、無明が尽きることもない。無明が原因で起こる老死といった苦もないし、またそれが尽きることもない。悟りに至る道である四諦もない。智慧もなく得るものもない。

 

⑥以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、究竟涅槃。

 

このように得るものもはなにもないゆえに、大乗仏教の道を極める菩薩は般若波羅蜜多(智慧の完成)を実践する。ゆえに心に妨げや執着がない。妨げや執着がないゆえ恐れるものも何もない。一切の誤った考えから遠く離れているので、涅槃の境地を究めている。

 

⑦三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。

 

三世(過去・現在・未来)の諸仏も般若波羅蜜多を実践したことで、最上の悟りを開いた。

 

⑧故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。

 

ゆえに知るがよい。般若波羅蜜多は、偉大な真言であり、無上の真言であり、並びなき真言である。一切の苦を除くことができる真実で虚妄のないものである。

 

⑨故説、般若波羅蜜多呪即説呪曰

 

ゆえに般若波羅蜜多の真言を唱えよう。

それは、すなわち以下の真言だ。

 

⑩羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶。

⑪般若心経

 

至れり至れり、彼岸に至れり、完全に彼岸に至れり。

これが悟りである。

 

まとめ

①般若心経とは、魔訶般若波羅蜜多心経の略。

②般若波羅蜜多とは、智慧の完成を意味する

サンスクリット語のプラジュニャー・パラミターの音写された言葉。

➂智慧の完成とは、すべては空という心理を見抜く事。

④玄奘が訳した、大般若経のエッセンスを簡潔にまとめたものが般若心経。

➄般若心経は、空のポイントをわずかな文字で表現したお経。

⑥執着している心を捨てて、こだわらない心をもてば、空の境地が開ける。これこそが、真理であり、一切の苦しみを取り除く道であると説いた。

 

いかがでしたか?

 

お経の意味を知ると更に身近になりますね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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