原始仏教(初期仏教)とは?お釈迦様の教えとは?

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お釈迦様が生まれた時代。

 

世の中は肉体的な修行が当たり前の時代の中で、お釈迦様は、ふとある時に思いました。

 

肉体的修行では、これ以上ムリ。

 

心の苦しみには、こころの修行が絶対ひつようだ。

 

最初は、耳を傾けなかった人達へも繰り返し、お釈迦様が直接伝えていきました。

 

そして、心の苦しみを乗り越える(覚る)ための修行の場(組織)も作りました。

 

それが、仏教の始まりです。

 

当時は、当然宗教ではなく、お経(経典)も仏像も何もありません。

 

その様な、お釈迦様の教えをそのまま実践していた、時期の仏教を、原始(初期)仏教と呼びます。

 

概要をまとめてみましたので、ぜひ、みなさまのお役にたてるとうれしいです。

 

それでは、どうぞ。

 

原始仏教とは?すべては、お釈迦様の教えから始まった!

 

約2,500年前に、インドでお釈迦様が覚りを開き、布教として、大衆に説かれた教えが仏教の始まりです。

 

そのお釈迦様からの教えが、そのまま実践されていた時期の仏教のことを、原始仏教(最近では初期仏教)と呼んでいます。

 

原始(初期)仏教(お釈迦様)の教えは、自分の中にすべてがあると言うこと!

お釈迦様は、最初、断食などの修行に没頭しましたが、いくら肉体を鍛えても心の苦しみは消えないことから、心の修行を励むようになりました。

 

そして、苦しみやその原因、苦しみを消滅させる道も、自分の外ではなく、自分の中にあることを学びます。

 

そして、覚りを得て、教えを説きました。

 

では、その教えとは、どんな内容なのか?

 

概要をまとめてみました。

 

原始(初期)仏教(お釈迦様)の概要!

 

原始(初期)仏教は出家が大切!出家者集団サンガとは?

お釈迦様の教え(原始仏教)は、出家して修行するという生き方を最重要視します。

 

出家とは、お釈迦様が考えた「サンガ」という組織に入り、朝から晩まで一日中、ひたすら修行に励む毎日になるよう一般の生活から切り替える事を意味します。

 

サンガとは、お釈迦様が見つけた覚りへの道を、弟子となった人に実践してもらうために作った組織です。

 

ひたすら修行を繰り返す中で、心の煩悩を消し去ってしまおう。

すると、心が落ち着き安楽になるという考え方です。

 

お釈迦様にとって、サンガという組織は、修行をする上で、とても大切な存在だったのです。

 

サンガの規模は?そのメンバーとは?

 

サンガは、4人以上の出家者の集団で成り立っていました。

 

出家者は、食べ物を乞う人を意味する言葉で、男性は、比丘(びく)、女性は、比丘尼(びくに)と呼ばれていました。

 

また、20歳未満で出家し、正式な比丘・比丘尼になっていない修行者は、男性は、沙弥(しゃみ)、女性は、沙弥尼(しゃみに)と呼ばれていました。

 

また、比丘・比丘尼として出家した者は、師となる比丘に修行者の心構えや戒律を授けられた後に、師のもとで修行しなければなりませんでした。

 

したがって、サンガのメンバーは、師匠と修行者で4人以上の組織が作られてました。

 

ちょっとした家族の様な生活が想像できますね。

 

そして、サンガを含めた三宝が、原始(初期)仏教の要(かなめ)となります。

 

原始(初期)仏教のまとめ!軸は三宝にあり!

 

仏教とは何か?と聞かれた際の答えは、三宝になります。

 

三宝とは、「仏・法・僧」の事です。

 

簡単に言うと、

1.お釈迦様(仏)を信頼し、

2.お釈迦様の教え(法)に従って生活する修行者が、

3.サンガ(僧)を作って、きちんとした修行生活をすることで

 

原始(初期)仏教は成り立っているのです。

 

では、その原始(初期)仏教は、どのように継承されていったのかを調べてみました。

 

原始(初期)仏教は口伝!お経となるまで!

お釈迦様が教えを説いていた頃、その教えは相談者(聞いた人)の記憶の中にしか存在しませんでした。

 

そして、お釈迦様の入滅後は、お弟子さんが中心となって、それぞれが記憶している教えを共有しながら口伝で伝承していきました。

 

やがて、紀元前1世紀頃になると、文字で記録ができるようになります。

 

記録媒体は、現在の様な紙が当時はないので、木の皮の様なものに記録されていました。

 

これが、お経(経典)の原点です。

 

原始(初期)仏教のお経(経典)は?

お釈迦様の思いに、最も即していると言われるお経(経典)の総称をニカーヤ(阿含経)と言います。

 

ニカーヤについて、まとめてみました。

 

ニカーヤ【( )内は、ニカーヤに対応して漢訳された阿含経】

1.ディーガ・ニカーヤ  【長部】 (長【じょう】阿含経)

2.マッジマ・ニカーヤ  【中部】 (中【ちゅう】阿含経)

3.サンユッタ・ニカーヤ 【相応部】(雑【ぞう】阿含経)

4.アングッタラ・ニカーヤ【増支部】(増一【ぞういち】阿含経)

5.クッダカ・ニカーヤ  【小部】 (漢訳(阿含経)なし)

ある意味、お釈迦様の教えは、今で言う、上座部(小乗)仏教の教えの内容により濃く反映されている様ですね。

 

まとめ

原始(初期)仏教について、まとめてみました。

1.お釈迦様の教えが、そのまま実践されていた時期の仏教。

2.教えとは、苦しみやその原因、苦しみを消滅させる道が自分の中にあることから、自分の努力で、煩悩を断ち切り、真の安らぎを得ること!

3.出家して修行するという生き方を最重要視し、サンガという組織を作り大切にした。

4.サンガのメンバーは、師匠と修行者(比丘・比丘尼)で4人以上の組織で作られてました。

5.仏教の神髄は三宝!三宝とは「仏・法・僧」の事。簡単に言うと、お釈迦様(仏)を信頼し、お釈迦様の教え(法)に従って生活する修行者が、サンガ(僧)を作って、きちんとした修行生活をすること。

6.口伝で伝えられた教えを文字で記録できるようになり作られたのがお経(経典)

7.お釈迦様の思いに、最も即していると言われるお経(経典)の総称をニカーヤ(阿含経)と呼ぶ。

 

いかがでしたか?

 

何かの参考になれば、幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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