Warning: Use of undefined constant ddsg_language - assumed 'ddsg_language' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/morinochurch/osyakasama.net/public_html/wp-content/plugins/sitemap-generator/sitemap-generator.php on line 45
弥勒菩薩とは? | 仏教の世界
Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/morinochurch/osyakasama.net/public_html/wp-content/plugins/wordpress-ping-optimizer/cbnet-ping-optimizer.php on line 533

弥勒菩薩とは?

この記事は3分で読めます

 
弥勒とは、慈しみを語源とした菩薩です。

広隆寺で見た弥勒菩薩像。

ほんとうに優しいお顔でした。

でも、何故?考えごとをしているのかなあ?と不思議ですよね。

それは、私達をどうやって浄土に連れて行ってあげられるのか?をいつも考えている姿だそうです。

そんな、心優しい弥勒菩薩のことを調べてみました。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。

それでは、どうぞ。

弥勒菩薩とは?

弥勒菩薩は、お釈迦さまが亡くなって(入滅して)から、56億7000万年後に、お釈迦様に代わってこの世を救う「未来仏(みらいぶつ)」としての役割があります。

それまでの間は、兜率天(とそつてん)という浄土で、未来のことを思い、人々をどうやって浄土に迎え入れようとしようかを考えています。

このことから、弥勒菩薩は、菩薩の力と如来の力を併せ持って、人々を救ってくれると信じられています。

弥勒菩薩は基本的にさとりを開く前の王子さまの頃のお釈迦様をモデルにしています。

スタイルは、典型的なスタイルで、豪華な装身具や衣服を身に付けているものと、如来像のように質素な衣だけを身にまとっているものの2種類あるのが特徴です。

更に詳しくお伝えすると、弥勒菩薩はいずれ仏(如来)になることを約束された菩薩です。

人間界で言うとエリートコースにのった仏様?イメージです。

それを象徴して、五仏(五智如来:ごちにょらい)である、大日如来(だいにちにょらい)、阿閦如来(あしゅくにょらい)、阿弥陀如来(あみだにょらい)、不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)、宝生如来(ほうしょうにょらい)を配した冠をかぶっています。

あと有名なのが、半跏思惟像(はんかしゆいぞう)です。

これは、兜率天(仏になって地上に降りる最後の日まで過ごす場所)で、弥勒が思惟(考え)しながら待っている時の姿を表している像です。

観弥勒菩薩上生兜率天経(かんみろくぼさつじょうしょうとそつてんきょう:上生経)によると、あるときお釈迦様は、弟子である弥勒(みろく)が今から12年後に臨終して兜率天(とそつてん)に生まれ変わる(上生する)だろうと予言します。

弥勒は、その予言どおりに兜率天に上生し、如来になるべく修行をしながら衆生(しゅじょう)に説法をしています。

そして、弥勒下生成仏経(みろくげしょうじょうぶつきょう:下生経)には、将来、兜率天での修行を終えた弥勒がバラモンの子として下生し、悟りを開いて弥勒如来になることが説かれています。

また、上生経には、臨終する際に弥勒の名前を唱えれば、弥勒のいる兜率天に往生することができると説かれていて、平安時代には、弥勒菩薩のいる兜率天に生まれ変わり、そこで修行を共にするという兜率天往生信仰(とそつてんおうじょうしんこう)もありました。さらに時代は経つと、南方に弥勒菩薩の浄土が存在するという信仰も生まれました。

兜率天とは?

仏教の宇宙観を示す世界を須弥山(しゅみせん)世界と言います。
何もない空間に、風輪(ふうりん)、水輪(すいりん)、金輪(こんりん)という円筒が重なり、金輪の上に広がる大海の中心には、7つの山脈に囲まれた須弥山(しゅみせん)がそびえたちます。
私達が住んでいるのは、その須弥山の南側に浮かぶ贍部洲(せんぶしゅう)という島です。

この世界観に仏教思想がリンクされています。

金輪には、人道(じんどう)のほか、地獄(じごく)、餓鬼(がき)、畜生(ちくしょう)、修羅(しゅら)の4道も存在します。

そして、須弥山は天道(てんどう)に属していて、その中腹には、四天王が住む四王天(しおうてん)が、山頂には帝釈天(たいしゃくてん)が住む忉利天(とうりてん)があります。

さらにその上空には、夜摩天(やまてん)、兜率天(とそつてん)、化楽天(けらくてん)、他化自在天(たけじざいてん)が存在します。

ここまでが、欲にとらわれた欲界とされます。

欲界の上には欲は脱したものの、物質(色)にとらわれた色界(しきかい)、さらに色をも超越した無色界(むしきかい)が存在します。

お釈迦様は、かつて弥勒菩薩と同じ兜率天で修行していましたが、下生して菩提樹の下で成道(じょうどう)し、欲・色・無色の三界から解脱したとされています。

弥勒信仰とは?

そんな弥勒菩薩の信仰の元は、古代のイラン地域が発祥です。

古代イランの地域では、約束や契約にかかわる「ミトラ」と呼ばれる神様が崇められていました。

その後に勃興(ぼっこう)したアフラマツダー(阿修羅)を主神とするゾロアスター教ではミトラは排斥されましたが、ササン朝ペルシアではアフラマツダーと同等の神格に引き上げられ、唯一最高の神として習合しました。

そして、武闘神や太陽神として、来世の幸福を願う下層階級から信仰を集めたと言われています。

ミトラ神は、また、アーリア人とともにインドに入り、未来の救世主的な神「マイトレーヤ」として信仰されました。

さらに、ヘレニズム文明の成立によってミトラ信仰は、地中海地域にも拡散しましたが、ローマ帝国がキリスト教を公認すると、ミトラ教は排斥され衰退していきます。

しかしその後に、大乗仏教にミトラ神が取り入れられて、お釈迦様の次に現れる来世の如来としてのマイトレーヤ(弥勒)の信仰を生み、北方はるか上方の山中である兜率天にて瞑想と修行を行なっていると説かれています。

弥勒菩薩とは?~まとめ~

弥勒菩薩について、まとめてみました。

1.お釈迦さまが亡くなって(入滅して)から、56億7000万年後に、お釈迦様に代わってこの世を救う「未来仏(みらいぶつ)」としての役割がある。

2.それまでは、兜率天という浄土で、未来のことを思い、人々をどうやって浄土に迎え入れようとしようかを考えています。思惟(しゆい)中。

3.兜率天は、須弥山のはるか上空にある欲界。

4.弥勒信仰は、もともとミトラ神が仏教に取り入れられた信仰。
いかがでしたか?

56億7000万年待っていられない庶民は、兜率天に行って一緒に修行がしたいという想いが大きかったと思います。

それにしても、そんなに長く思惟しなくてもすぐにこの世に来てほしい物ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

あわせて読みたい関連記事

    None Found
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。